子どもの成長を促す!質の高い親子時間の過ごし方とは~親子で体験できる、身近なアクティビティ~

家族時間

皆さん、こんにちは。ゆゆママと申します!

現在、パパであるととくんと一緒に3歳差の姉妹を育てながら時短勤務をして頑張っています!

早速ですが、「家族の時間」を意識したことはありますか?
共働き家族にとってもそうでない家族にとっても、「家族の時間」は子どもの成長において重要なポイントであり、計り知れない価値があります。

ゆゆママは、最近になって「大人が何となく発した言葉が、実は子どもに大きな影響を与える」との見解があることを知りました。家族の時間って何気ないけど実はかなり重要なのかなと思うように…。

ということで、「家族の時間がなぜ大切なのか」や「どんなことをすればより子どもにとっていい時間になるのか」「親として何を心掛けるべきなのか」を自分なりにまとめてみました。

仕事や日々の雑務で忙しくても、賢く時間を使い、親子での絆を深める方法を考え、忙しい日常の中でも家族との時間を大切にし、子どもの発達を支える体験活動について考えていきたいと思います!

家族時間が大切な理由と与える影響とは

「家族で過ごす時間」は、楽しさだけではなく子どもの社会的スキル、言語能力、感情的安定感の発達に重要な役割を果たします。親子でいろんなことを体験するというポジティブな関わりも、生涯にわたって多くの役立つ能力を学べるのです。

家族時間を設けることで、コミュニケーションをしっかりとれるので、「親に自分を受け入れてもらえている・絶対的な味方がいる」という安心感は、とても重要!

また、人との関わり方を知る場にもなるみたい!

詳しくは、↓のリンクをチェックしてね(^^♪

親子で楽しむ簡単なアクティビティとは

小さなころに経験したことが将来に影響するなら、たくさん経験させてあげたい!

でも、時間も金銭面的にも、負担が大きいとなかなか続けられないよね…

「子どもの体験格差」という言葉があるように、金銭面や共働き家庭などの様々な条件から、子どもによって経験できる・できないが生じてしまっています。

せっかくなら、たくさんの経験をしてもらいたいと思う親御さんは多いのではないでしょうか。

実は、「経験する」「体験する」というものは、習い事や旅行、工場見学、農業体験などといったお金をかけて行うものばかりではありません。

視点を変えれば、普段の生活の中にも親子で体験できることはたくさんあります。
以下に活動を挙げてみます!

「普段の何気ない活動が、実は子どもとの体験活動になっていた」と意識するだけでかなり違ってくると思いますので、ぜひ見ていってください♪

1.自然観察 
2.読書の時間を設ける
3.家庭菜園、ガーデニング
4.料理やお菓子作り
5.アートやクラフト
6.音楽
7.地域のイベントやお祭りへの参加

それぞれ詳しく見ていくよ!

興味があるところをチェックしてね!

自然観察

昼間であれば、近所の公園や山へ出かけて植物や動物などを観察してみましょう。また、夜には天体観測もおすすめです。

ピクニックで出かけた出来事でも、子どもたちに多くの学びと成長の機会を与えてくれ、同時に動植物への好奇心と科学的思考を刺激してくれます。

また、見つけたもの・感じたことを共有することで、親子のコミュニケーションも深められますよ。

*成長ポイント
  1. 感覚の発達: 自然の中では、子どもたちは色々な色、形、質感、音、においに触れることができます。これは感覚的な発達を促し、観察力や注意力を養います。

  2. 好奇心と探究心の促進: 自然は常に変化しており、子どもたちに「なぜ?」と問い続けるきっかけを提供します。動植物の行動や自然現象を観察することは、子どもたちの好奇心と探究心を刺激します。

  3. 科学的スキルの基礎形成: 自然観察は、原因と結果を理解し、仮説を立て、観察結果を記録するという科学的なプロセスを体験させます。これは子どもたちの科学的な思考スキルの基礎を形成します。

  4. 環境意識の育成: 自然と直接触れ合うことで、子どもたちは環境への興味と関心を持ち始めます。これは環境保護の意識や行動へと繋がる重要なステップです。

  5. ストレスの軽減と心の平穏: 自然の中で過ごす時間は、子どもたちに心の平穏をもたらし、ストレスを軽減します。自然は癒しの効果があり、子どもたちの心理的な健康にも良い影響を与えます。

  6. 身体的な健康の促進: 自然の中で活動することは身体的な運動にもなり、子どもたちの健康と体力の向上に役立ちます。

  7. 社会性の発達: 自然の中でのグループ活動は、協力やチームワークのスキルを育みます。他の子どもたちや大人と一緒に活動することで、社会性やコミュニケーション能力が養われます。

読書の時間を設ける

日々の読み聞かせは、子どもの語彙力と想像力の発達を促し、親子間の強い絆を築きます。

また、物語を通じて子どもは感情や道徳について考え、親子で意見を共有する時間にもなります。

毎日の絵本の読み聞かせの時間でも、十分に親子体験として成長するきっかけに!

*成長ポイント
  1. 語彙力の向上: 定期的な読書は、新しい単語や表現に触れる機会を提供し、子どもの語彙力を大きく向上させます。

  2. 読解力の強化: 話の内容を理解し、登場人物やプロットを追うことで、子どもの読解力が養われます。これは学校のあらゆる科目での学習にも役立ちます。

  3. 集中力と注意力の向上: 本に集中することで、子どもの集中力と注意力が自然と鍛えられます。これは学業だけでなく、日常生活のさまざまな場面で役立つスキルです。

  4. 想像力と創造性の育成: 物語を読むことは、子どもの想像力を豊かにし、創造性を刺激します。物語の中で新しい世界を想像することは、思考の幅を広げる効果があります。

  5. 感情の発達と共感力の向上: 物語の中のキャラクターに感情移入することで、子どもは様々な感情を経験し、共感力が育ちます。

  6. 知識と理解の拡大: 読書を通じて、子どもは多様な文化や歴史、科学的な事実など、幅広い知識を得ることができます。

  7. 学習への興味と好奇心の刺激: 本を読む習慣は、子どもの好奇心を刺激し、学ぶことへの興味を高めます。

  8. リラクゼーションとストレスの軽減: 読書はリラクゼーション効果があり、子どものストレスを軽減することができます。

  9. 自己肯定感の向上: 読書を通じて新しいことを学んだり、物語を完読したりする経験は、子どもの自己肯定感を高めることにつながります。

家庭菜園、ガーデニング

家庭菜園やガーデニングは、親子で行うアクティビティとして非常におすすめです。

自身の安心できる場所(=自宅)で、草花・野菜などとの触れ合いが可能であり、植物の成長過程や育成のための手入れ方法などを身をもって経験することができます。植物を育てることへの責任感や達成感・自尊心の向上など子どもの発達に多方面から好影響を与えてくれますよ。

*成長ポイント
  1. 感情的な発達: 親子で協力してガーデニングを行うことは、子どもに安心感を与え、親子間の絆を深めます。

  2. 環境意識の育成: 自然環境に対する敬意と環境保護の意識が養われます。

  3. 社会性と協調性の発達: 家族や友人とガーデニングを共有することで、協力し合うことの大切さを学びます。

  4. 創造性と問題解決能力: ガーデンデザインや植物の配置を考える過程で、子どもの創造性と問題解決能力が刺激されます。

アート、クラフトの作成

アートやクラフトの作成では、「描く・切る・貼る・ちぎる・折る」などの細かな作業が必要になります。さらに、常に表現の仕方を自己検討し、実行と修正を繰り返しながら作品を作っていきます。

そのため、子どもの巧緻動作の発達を促すと共に各人の創造性や表現力を刺激することができます。

さらに、親子でアート活動に取り組むことで、共通の楽しい経験を通じて家族の絆を強化する効果もありますのでおすすめです。

*成長ポイント
  1. 問題解決能力の向上: アートやクラフトのプロジェクトは、しばしば問題解決を必要とします。どのように素材を使い、どのようにアイデアを形にするかを考える過程で、子どもたちは柔軟な思考と問題解決のスキルを発達させます。

  2. 自己表現の機会: 子どもたちはアートを通じて自己表現を行い、自己認識を深めることができます。

  3. 文化的・社会的理解の促進: さまざまな文化や歴史的なアート作品に触れることで、子どもたちは多様な価値観や社会について学ぶ機会を得ます。

  4. ストレス軽減と心の安定: アート活動はリラックス効果があり、ストレスの軽減や感情の安定に役立ちます。

 

アートやクラフトって、ある材料をもとに、自己を表現しながら形にしていく作業なんだね!

表現力や集中力もしっかり養える上に、家族で協力して作ることで楽しみも共有できるいい機会になりそう!

料理、お菓子作り

料理やお菓子作りでは、一見特別な体験がなさそうですが、実は数学的思考(計量)や科学的理解(材料の変化)を感じることができます。

さらに、生活に必要なスキルを養うこともできるため、親子で取り組むアクティビティには最適です。

*成長ポイント
  1. 自信の向上: 料理やお菓子作りを通じて何かを作り上げる過程で得られる達成感は、子どもの自信を大きく高めます。

  2. 忍耐力と集中力の強化: レシピに従い、一連の手順を正確に実行することで、忍耐力と集中力が養われます。

  3. 感情的な絆の強化: 共に楽しい時間を過ごすことで、家族間の絆が深まり、子どもは愛情と安心感を感じることができます。

  4. 意思決定能力の発達: 何を作るか選ぶ過程や、料理中の様々な選択は、子どもの意思決定能力を養います。

  5. 感覚の発達: 料理は味覚、嗅覚、視覚、触覚を刺激し、感覚的な経験を豊かにします。

 
例えば、「水溶き片栗粉を入れるとあんかけが作れる」ことは、加熱による反応が引き起こす結果であるわけで…。
何気なく作っているものが、実は子どもにとっては不思議で、探求心をそそられるものなんだね!

音楽

音楽と言っても、難しい楽器は必要なく、自宅で子どもの好きな音楽に合わせて身体を動かしたりタンバリンやカスタネット、手拍子でリズムをとるだけでも養えるポイントはたくさんあります。

また、繰り返しになりますが親子で共有できる時間は、絆を深め子どもの安心感の確立にもつながるので、おすすめです。

*成長ポイント
  1. 自己表現の促進: 音楽を通じて子どもは自己の感情や考えを表現する機会を得ることができ、自己認識と自己表現のスキルを向上させます。

  2. ストレスの軽減: 音楽を聴くことや演奏することはリラックス効果があり、子どものストレス軽減に役立ちます。

  3. 知的好奇心の刺激: 音楽を通じて異なる文化や歴史に触れることで、子どもの知的好奇心が刺激されます。

  4. 身体的な協調性と運動能力の向上: 踊りや楽器演奏は身体的な協調性を要求し、これを通じて子どもの運動能力を向上させることができます。

地域のイベントやお祭りに参加する

地域で開催される文化祭、工作教室、科学イベントなどに参加することで、子どもたちは社会とのつながりを感じながら新しい知識やスキルを学ぶことができます。

また、家での活動とは違う「非日常」を味わえることで、よりたくさんの感情を感じることもできるでしょう。

*成長ポイント
  1. 好奇心と学習意欲の促進: 異なる人々、文化、アート、音楽に触れることで、子どもの好奇心が刺激され、学習意欲が高まります。

  2. 柔軟な思考の促進: 新しい環境や異なる文化的背景を持つ人々との交流は、子どもの柔軟な思考や包容力を養います。

  3. 感情的な経験: 様々なエンターテインメントやアクティビティを体験することで、喜びや驚きなど、豊かな感情的経験を得ることができます。

  4. 自尊心の向上: 地域の一員として活動に参加することで得られる達成感や誇りは、子どもの自尊心を高めます。

  5. アクティブなライフスタイルの促進: 屋外イベントやお祭りは身体的活動を促し、健康的なライフスタイルの重要性を子どもに教えます。

 

地域での開催となれば、その地域ならではの伝統を大切にしたイベントもあるよね!楽しみながら地域の伝統を学ぶにも良い機会になるよ!

なぜ「親子」での体験がいいの?

家族でたくさんの体験をすることが、より社会スキルの向上に役立つことはわかってきましたが、なぜ「親子」で体験することが良いのでしょうか?

 

ちょっと時間がないし…

子どもだけでの体験活動ではだめなの?

と疑問も感じる方は少なくないのでは?

そこで、「親子」で体験することの重要性やメリット、子どもに接するときに気を付けたいポイントについて紹介していきます!

「親子」での体験の重要性とは

まず、親子での体験が特に重要視されるポイントを確認してみたいと思います!

まず第一に、家族間の絆を強化する効果が大きいということ。

そして第二に、子どもへ与える影響が大きいということです。

もちろん、ボランティアスタッフや教育者との体験も子どもにとって価値があり、学びや成長に寄与しますが、親子での体験には以下のようなユニークな利点があります。

*利点
  1. 安全性と信頼: 親は子どもにとって最も安心できる存在です。親と一緒にいることで子どもは安全と愛情を感じ、新しいことに挑戦する際の不安を軽減できます。

  2. 親子関係の強化: 共通の体験は親子の絆を強化します。一緒に過ごす時間は、相互理解を深め、親子間の信頼関係を築く基盤となります。

  3. 個別のニーズへの対応: 親は子どもの性格、好み、学習スタイルを最もよく理解しています。そのため、親子での活動は子どもの個別のニーズに合わせやすく、より効果的な学びにつながります。

  4. モデリング効果: 子どもは親を模倣することで学ぶことが多く、親が示す行動や態度、価値観は子どもに大きな影響を与えます。親子での体験を通じて、親は子どもにポジティブな行動モデルを示すことができます。

  5. 感情的なサポート: 新しい体験や挑戦は子どもにとって不安やストレスの原因となることがありますが、親が側にいることで適切な感情的サポートを提供できます。これは子どもが自信を持って新しいことに取り組むために重要です。

ボランティアスタッフや教育者、そして親との経験は、どちらも子どもの成長には欠かせないものであり、バランスよく組み合わせることが理想的です。

「親子体験」をするための時間やりくり方法とは

では、早速家族でやってみよう!!

と思っても、時間は有限ですよね…仕事に家事にと忙しく過ごしていると、なかなか時間を作り出すのも困難なことも。そんな時、時間を有効に使えるようにやりくりする必要がありますので、その方法をご紹介します。

まず結論からお伝えすると、

1.まずは予定を書き出す
2.その中から最優先か否かを決める
3.違う日に回せる予定を調整する
4.時には断る勇気を持つ
ことが大切になります。
1日に全部予定を詰めてしまうと、家族時間は作れませんよね。
「この予定、他に回せそう」って言うものをどんどん見つけて、スケジュールを組み直してみましょう!
また、お友達からの誘いを全て受けていませんか?
断ったら今後誘ってもらえないかも…
なんて不安から、断る勇気が持てないこともあるかもしれません。でも、たった一回断っただけで付き合いが変わるくらいなら、正直離れてしまっても問題なさそうですよね??
無理に付き合うよりは、家族との時間に充てて、心から楽しめる方がよっぽど有意義な気がします(◎∀◎人)

「親子体験」で心掛けたいポイントとは

では、実際に親子で体験をしているときに気を付けていきたいポイントについて紹介します。

1.ポジティブな言葉遣いを心掛ける: 子どもの行動を肯定的に捉え、成功を称賛し、励ましの言葉をかけることで、子どもの自信とやる気を育みます。
2.リスナーとしての役割: 子どもが話すときは、真剣に耳を傾けることが重要です。これにより、子どもは自分の意見が尊重されていると感じ、自己肯定感が高まります。
3.モデリング: 親自身が模範となり、望ましい行動や態度を示すことで、子どもはこれを見て学びます。例えば、失敗をポジティブに捉える態度や、感謝の気持ちを表現することなどが含まれます。
4.指導よりも共有を: 一緒に活動する際は、上から指導するのではなく、共に楽しむという姿勢を大切にしましょう。子どもが主体となって活動できるよう、サポートする立場を保ちます。
5.感情を言葉にする: 子どもが感じたこと、学んだことを言葉で表現するよう促し、感情の認識と表現のスキルを育てます。同時に、親も自分の感情を適切に表現し、感情の共有を促します。
「指導より共感」「リスナーに徹底」と言う部分は目から鱗ですよね。つい、体験に対して「指導」をしてしまうのが親と言いましょうか…
ですが、その指導が子どもの成長を妨げる可能性も。子どもは失敗を繰り返して自分で考え、行動していきます。口を出したくなるところをぐっとこらえて、子どもの感性に任せ、時に考える作業をサポートしながら体験を楽しんでください!

まとめ:一見簡単でも、実は超重要な家族の過ごし方を生かして

学校だけでなく、家庭や地域、自然の中での経験からも、子どもたちは多くを学びます。親子で共に学び、探求する時間は、子どもの好奇心を刺激し、学ぶ喜びを共有する絶好の機会です。

忙しい日々の中でも、意識的に親子での体験を作り出すことで、子どもの内面的な成長と社会性の発達を促進できますので、子育て世代が「時間がないけど、これならできそう」と感じられるような簡単で実践的なアクティビティを取り入れることが、家族時間の質を高めるための一歩につながります!

また、子どもと一緒に体験する際には、ポジティブな言葉遣い、共感、共有、エンパワーメントを意識し、質の高いコミュニケーションを心がけましょう。これらの努力が、子どもの豊かな人間性の形成と親子の絆の強化につながります!
家族の時間を大切にし、親子での体験を通じて、互いの絆を深め、子どもの幸せな成長をサポートしていきましょう。

 
 
 
 

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